Oisix ra daichi Creator's Blog(オイシックス・ラ・大地クリエイターズブログ)

オイシックス・ラ・大地株式会社のエンジニア・デザイナーが執筆している公式ブログです。

Cloud Native Security Conference 2022 に参加しました!

SREの林です。2022-08-05に行われた「Cloud Native Security Conference 2022」に参加してきましたので報告です。

event.cloudnativedays.jp

私(林)と同僚のOkamosは「AWS Security Hubの警告数”34,326”から始めたクラウドセキュリティ対策」のタイトルで参加しました。

セッションの概要や録画は以下のカンファレンスサイトで見れますのでよろしければご覧ください。

event.cloudnativedays.jp

資料は以下になります。(ドクセルさんを利用しています、ありがとうございます)

www.docswell.com

参加にいたるまで

私は"Cloud Native"の名前を冠した各カンファレンスは良質な情報と熱量を持った参加者が織りなす素晴らしい”場”であると認識してきました。今回は光栄にもCFPに応募し採択されスピーカーとして参加する機会を頂けましたので、CFPへの応募から登壇当日までの経験をスピーカー目線で記してみます。


CFPへの応募から採択まで

CFPについては2022-06-13が締め切りでしたが、少なくない応募者と同じく(?)私たちも締め切り直前での駆け込みでした。これに関しては反省しており、応募の意志はカンファレンスの開催を知った当初からあったものの、実際にCFPへ応募するまでに時間がかかってしまいました...

image.png (133.3 kB)

駆け込みでCFPへ応募したものの、正直言って私たちが採択される可能性は低いと思っていましたので、採択の結果を確認した時は大変驚きました。貴重な機会を頂けたことに運営の皆様には感謝します!(この後も何度も感謝します)

image.png (216.9 kB)

採択後からカンファレンス直前まで

実績を積むべく、Cloud Securityの推進を進めながらカンファレンスまでの時間を過ごしました。担当のOkamosからは時折苦しげな発言が飛び出しましたが、本番環境への影響は0で改善していきました。以下は発言の一部です。

Screen Shot 2022-08-20 at 2.33.00.png (94.1 kB)

時にはControl Towerが壊れたこともありました。

image.png (40.2 kB)

資料作成にあたっては隠すべきところを隠すなどもし、社内の法務と広報の各セクションにもチェックを頂きました。それぞれチェックの結果と共に応援のコメントもくれる温かい同僚達です。

image.png (161.2 kB)

私たちは2名でのセッションであり、途中で画面を切り替える必要がありましたので、運営のNabeshimaさんへお願いして簡単なリハーサルを通して画面切り替えなどの練習を行いました。NabeshimaさんはSlackでスピーカー向けのアナウンスやQA対応で親切に対応してくださり、安心して質問や依頼をすることができました。


リハーサルでは運営のtsukamanさんが開始タイミングや進行をわかりやすく説明してくださり、スムーズに流れを確認できたことが大変よかったです。tsukamanさんありがとうございました。(イベント直前でドタバタしていたのでしょうが、こちらにそれを感じさせない落ち着いた振る舞いでした)


カンファレンス当日まで2週間程になったころ、運営の皆様からカンファレンスTシャツを頂きました。今回のテーマでもある"GO GREEN 〜ともに目指す持続可能なセキュリティ〜"に沿った緑色の文字が良い感じです。

CNSEC2022 T-Shirt

カンファレンス当日は緊張感が...

こうして2022-08-05当日を迎えましたが、本カンファレンスに参加する錚々たるメンバーに緊張感が高まります。 私たちのセッションは本カンファレンス最後の時間帯だったため、途中までは一参加者として質の高いセッションに多くの学びを得ていたのですが、自分たちの時間が近づくに連れて緊張感で内容が入ってこなくなりました。(何故かSysdigのCTOがWiresharkの創作者というCMだけは強く印象に残っています。ユーモアある良いCMでした)


それでもTrivyやSnykなど素晴らしいプロダクトや事例について学びながら出番を待ちます。頂いたCoolなカンファレンスTシャツにも袖を通して緊張感を高めていきました。また当日のセッションの多くが100名を超える視聴者数を記録しておりその数に圧倒されていました。

image.png (90.1 kB)

実際のセッションについては録画があるのでそちらをご覧ください。録画から見えないところで特筆すべき点は、運営としてスピーカーの切り替えや、セッション開始までの案内をしてくれたryotaroさんの見事な手腕に感謝したいです。セッション開始までの待ち時間では軽快な雑談でこちらの緊張をほぐして頂きましたし(それでも緊張はしましたが)、スピーカーの切り替えタイミングも完璧に行って頂きました、ありがとうございました。

カンファレンス終了、その当日にアーカイブが公開されるスピード感

自分達のセッション終了後はクロージングセッションを眺めながら緊張からの解放感に浸りました。次回イベントの運営募集の案内などを通して"Cloud Native"の運営チームが高度な組織として構成されていることが伝わりました。運営に興味がある方は是非応募してください。


運営の凄さは他にもあり、一つはGrafanaでカンファレンスに関わるメトリクスの公開があります。以下は当日の参加登録者数で、参加者であれば誰でも見ることができます。(2022-08-22時点でも見れました)

image.png (114.1 kB)

加えて私が驚いたのはセッションのアーカイブが公開されるまでのスピード感です。翌日にはほぼ全てのセッションが視聴可能となっていましたのでその運営の手腕の良さに感服しました。

まとめ

最後にスピーカーとして登壇したそれぞれからのコメントです。

林コメント

こうして振り返ってみると「Cloud Native Security Conference 2022」は規模も質もすごいカンファレンスでした。その場の一部として参加できたことへの嬉しさ、自分のパートでのいくつかの反省など貴重な経験と気づきをもらいました。このカンファレンスには多くの技術の学びを得られる素晴らしい“場”が生まれていたと思います。運営をはじめとした皆様に最大級の敬意と感謝を送ります。ありがとうございました。

Okamosコメント

参加することもモチベーションとなり熱意をもってCloud Securityを推進することができました。別のセッションから得た学びをこれからフル活用していきたいと思います。発表時の反省点は多いですが非常に良い経験の場となりました。発表前からサポートをいただいていた運営の方々をはじめとして各セッションに参加して盛り上げていただいた皆様に感謝の言葉が尽きません。ありがとうございました。

Oisix ra daichi Creator's Blogはオイシックス・ラ・大地株式会社のエンジニア・デザイナーが執筆している公式ブログです。

オイシックス・ラ・大地株式会社では一緒に働く仲間を募集しています