こんにちは、2018年4月新卒入社エンジニアの城間です。
沖縄産まれ沖縄育ち、大学ではマーケティングを専攻し、企画などを実際に形にする事がしたいと思い、プログラミングスクールのメンターやWEB制作会社のバイトで技術的スキルを学び、独学でも技術の勉強をしていました。また体を鍛える事や健康管理などがとても好きで、健康に関わるサービス会社でエンジニアとしての技術力を高めたいと思っていた時、参加した東京のカンファレンスでオイシックスドット大地を知り、そのまま応募を決めました。
入社して新卒研修が終わりいよいよ部署配属の発表。開発の部署かと思っていたのですが、配属されたのは運用チームでした。 元々開発をやりたいと思っていたので、配属発表には正直ショックも受けました。。。 ですが！運用チームになって2か月、実際にやってみてそこから得た経験は、社内のシステムを理解するために、とても重要で必要な事だと感じています。 本記事では日々の運用の中から私が学んだ3つのメリットと弊社の運用部署がどのような仕事をしているのか、ざっくりと知っていただければ幸いです。
メリット1： 社内で扱っているシステムをいち早く理解できる
弊社では自社ECサイトの「Oisix.com」、「大地を守る会」等を運営しており、他にも商品管理、販売(EC, 店舗など）、受発注管理、在庫管理、配送管理など主要業務のシステムを自社開発しています。
私は、お客様の注文情報を管理する受注管理システムの運用を主に行っています。受注管理には、自社開発した「TS」というシステムを使用しており、そこで出た不具合の修正などを行っています。ほかにも、社内システムをほぼ全て触る機会があり、どの部署よりもいち早く会社のシステムの仕組みを知る事ができます。システムの全体像を理解する事で、優先的に何を解決するべきか、本当は何が問題なのか等、俯瞰的に問題点を把握する事ができます。
メリット2： 他部署が何をやっているのか把握できる
運用作業を行っていると、社内の色々な部署の方と関わる機会が多くなります。例えば、お客様の購買データや商品在庫など無数にあるデータの抽出作業。その作業では必ず他部署のメンバーにヒアリングをしたり、話し合いを進めるためにMTGをしたり、直接会って話す機会が多くあります。また、社内からのシステムに関する質問対応も担当しているので、どの部署がどのような役割でどのような業務を担っているかも把握する事ができます。
メリット3：同じ部署の人が何を得意としているかがわかる
先ほど、システムに関する質問対応をする事があると記載したのですが、社内で使っているシステムは多岐にわたる為、自分一人ではわからない案件もよくあります。その時に、案件ごとに誰に聞けばいいか把握しておかないといけないので、システム部の人で誰がどのような案件に詳しいのか知っておくことが重要です。例えばメリット1で上げた通販システムですが、仕組みが深く理解出来ていないと対応できない案件もあります。誰が何を得意か理解しておくと、トラブル時に一人で対応できなければどの人を頼るべきか判断できるので、連絡共有などがスムーズになり、トラブル対処時間を削減する事が出来ます。
まとめ
この会社で初めて運用を経験し、そこで学んだことが技術力を向上する上でとても役に立つと気づきました。「DevOps」という、開発者と運用者が密に連携をとる事で、柔軟かつスピーディーに開発を進める手法などもあるほど開発と運用は密な関係です。
運用チームに所属して2ヶ月、まだ難しい作業には携わっていないのですが、先輩を見ていると、運用をしっかりと行ってきたからこその他部署の人との信頼関係を感じます。技術力をあげるにも、社内で効率よく仕事をするにも、一度運用を担当することは、とても意味があると思うようになりました。入社からあっという間の3か月を過ごし、実は7月から当初の希望だった開発チームにアサインされる予定です。運用で学んだことをサービス開発に還元して、より良いサービスづくりに貢献出来るようにしていきます！
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